2021/07/21
労働環境
労働環境は色々とありますが、労働時間の削減と休日については弊社でも特に重視し取り組んでいます。
これは雇用者が考えるのは当然なのですが、労働者も意識をして取り組まないと、思ったように改善は進みません。
「俺がやるでえ~わ。」
で何でも抱え込んでしまうと、それが常態化してしまい、他者も休みづらくなってしまうんですね。
なので、自身の労働環境を守るためにも、人員の教育と配置が重要です。
ですが、この2者だけでは何ともならないのも事実です。
先日、お客様よりある店舗へ要望をいただきました。
店頭のアルバイトさんでは判断できない事案でしたので、社員に判断を仰ぐこととなりました。
ですが、その社員は当日お休みでして、お客様へは翌日の朝一番の連絡となったのですが、その事についてお客様は激怒。
「休みだろうが何だろうが、客が要求したらすぐに動くのが当然だろう。そっちの休みなんて、客には関係ない。」
との言葉をいただきました。
この考え方が改善されない限り、労働者は安心して休みを取ることはできません。
今回は毅然とした態度で、そのものが休みの場合は緊急時を除いて当人に連絡はしない旨をお伝えしたのですが、なかなか理解いただけなく大変でした。
休みの日は休みなんです。
これを曲げてしまうと、365日24時間我々は仕事に追われることになります。
お客様が相対している従業員も、1人の人間なんですから、そこは尊重してほしいものです。
労働環境の改善のためには、労使のみでなく、お客様の協力も必要となります。
一方の立場から、相手に過重労働を求む事が容認される世の中では、絶対に労働環境は改善されないです。
各立場の者が、異なる立場の者を尊重しあえる世の中になる事を切に望みます。