2024/12/07
こんにちは、株式会社柊樟(とうしょう)の後藤です。
今回は「責任感」と「労働観」の変化についてお話しします。日々の企業運営を通じて感じる現代社会の課題と、それをどう乗り越えていくべきかについてお伝えしたいと思います。
目次
昔と今で変わる「労働観」
かつての社会では、「生活を自分でなんとかする」という意識が強く、多少の困難があっても仕事を選り好みせず働くのが一般的でした。
一方で、現在では以下のような傾向が見られます。
- 仕事に理想を求めすぎる
「やりたいことができない」「自分に合わない」といった理由で、簡単に仕事を辞める人が増加。 - 社会のせいにする風潮
「生きづらい」「社会が悪い」と、自らの努力ではなく環境の改善を求める声が強まる。 - 現実を受け入れず選り好みする
自分が思い通りの状況で働けないことを「社会の問題」とみなし、他責的な考えが目立つ。
他責主義の根底にある「教育現場の変質」
現代社会における他責主義の背景には、教育現場の変質が大きく影響しています。
- 個人尊重が行き過ぎた教育
学校で「個性を尊重する」ことが優先されるあまり、教師が厳しい指導や教育的な統制を行うことが難しくなっています。 - 「自分が一番」という考え方の蔓延
教育現場で「叱られる」経験が減少した結果、自分の自由や権利ばかりを主張する子どもが増えています。 - 「社会が保障して当たり前」という誤った意識
自分の思い通りにならないことを「悪」とみなし、個人の自由や理想が保障されるべきだという考え方が根付いてしまいました。
これらが、成長後の労働観や責任感に悪影響を与え、「社会が悪い」「会社が悪い」と他責に走る大人を生んでいるのです。
自己責任と努力の重要性
株式会社柊樟では、「努力が報われる社会」の実現を目指しています。以下のポイントを大切にしています。
働く人が成長できる環境作り
- 権限の委譲による責任感の育成
店長に権限を委譲し、売上だけでなく残業時間や深夜勤務時間の削減を評価項目に含める仕組みを導入。
→ 責任ある仕事を任されることで、従業員の自立心と成長を促進しています。 - 多様な働き方の支援
外国人社員を積極的に採用し、働きやすい環境を整備。
→ 異文化でも挑戦する人を応援し、努力が報われる社会を目指します。
「自立心」を尊重した支援制度
- 努力を伴う支援の提供
公的支援や企業のサポートは、依存を助長するのではなく、自立に繋がる形で行うべきです。
→ 支援を受けながらも、自分で問題を解決する力を育むことが重要です。
努力が報われる社会のために
現在の他責主義が蔓延した社会を改善するためには、以下の施策が必要です。
- 教育の再構築
– 「個性尊重」を超え、社会のルールや責任を学ぶ教育を復活させる。
– 子どもに「思い通りにならないことがあるのは当然」という現実を教える。 - 努力を尊重する仕組み
– 社会や企業が、努力を評価し報いる仕組みを整える。
– 一度の失敗を許容し、再挑戦を可能にする風土を作る。 - 依存を助長しない支援制度
– 公的支援は「生活保障」ではなく「自立支援」に特化。
– 支援を受ける条件として、努力や向上心を求める制度を導入。
最後に
現代社会に必要なのは、「自分の生活は自分でなんとかする」という責任感です。
株式会社柊樟では、これからも「働きやすい環境」を整えるだけでなく、働く人の努力や責任感を大切にする企業文化を広げていきます。
これからも「コンビニ経営」や「働き方」に関する実践をお届けし、皆様と共に成長していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
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