2019/08/02
金曜日は新店オープン日となります。
先日紹介したお店も、本日めでたくオープンの運びとなりました。
さて、オープンするのはいいのですが、果たして利益はとれるのか?
「コンビニオーナーは本部の奴隷だ!!」と世間を騒がしたオーナーさんもいましたが、
こういう人と話をすると、出てくる言葉は日販の事ばかりなんですよね。
経営で大事なのは”利益”であって、日販はその一因でしかないんですよね。
日販100万円で利益30万
日販40万円で利益40万
極端なことを言うと、上記のような状況もあり得るのですから。
じゃあ、何を見なければならないか?
利益構造を理解し、少なくとも”営業利益”目標は毎月持たなければいけません。
とはいっても、(本来なら必要ですが)細やかにすべてを管理する必要はありません。
大きく利益に関わる数値は
〇PT給与(クルーさんの人件費)
〇廃棄金額
〇日販
この3つです。
日販目標を立て売上総利益を出し、そこからロイヤリティを引いた額をまず出します。(Aとします。)
で、必要な営業利益を設定します。(Bとします。)
A-Bをすれば、その月に使える経費が見えますので、それをPT給与と廃棄金額に振り分ければ、
その月の大まかな目標出来上がりです。
とうぜんながら、それぞれの額を上げ下げするテクニックもありますが、まずは大まかな目標を持たなければ、毎月
の収入も読めないので、健全経営などできません。
吠えてるオーナーさんや、疲弊しっ切ってるオーナーさんを見ると、これができてない人が多いんですよね。
なので、精算書をみるまでは今月の収入が分からないので、開けてびっくりとなり、生活が厳しくなる。ってわけです。
日販少なければ、それに沿った経費の使い方をすれば、利益は確保できます。
経費の適正値は、必要な営業利益から逆算すれば出ます。
まずはこの理解。
経営の第一歩は金勘定の理解からです。