コンビニ地獄


春にSEがやらかし、社会問題にまで発展したコンビニ業界。

週刊ダイヤモンドには

「コンビニ地獄」

と言う、パワーワードが表紙に踊りました。

内容としては、コンビニオーナーが如何につらく、如何に本部に搾取されてるか、の恨み節が

ザクザク載ってます。

ほとぼりも冷めた頃なので、少し意見を。

まず、深夜営業を停止した場合の利益の推移のついて書いてあるところ

SEの例は日販が頭一つとびぬけていたので、FMとLWの比較で。

見づらいですが、日販と店利益を見比べてください。

・FMは日販54万円で店利益32万円

・LWは日販50万円で店利益72万円

この状況で、もしFMのオーナーさんが「利益が満足に出ない。」と言ったらどう思います?

私なら、FMオーナーさんの経営努力不足と判断下しますね。

 

日販低いLWの方が粗(荒)利が高い点から、FMは値入に対する意識の低さが見えます。

また、人件費見ても、平均日販4万円の差なのに、従業員給与でFMは23万円多く計上しています。

 

これ、人件費を適正化し、値入を考えた売場作りしたら、店利益は余裕で倍はいけるのでは?

こんな放漫経営してて深夜営業もクソもないでしょ。

まずは自店の経営を努力しましょうよ。

 

また、「セールのときの発注量や売場の販促物の展開を本部がチェックする。これは本部の監視だ。」

と訴えているのですが、セール原資は本部が出しているのだから、その効果を最大化するためにも、執行度

をチェック、管理するのは当たり前です。

こんな事を本当に思ってるオーナーさんがいるのなら、その人はFCを抜けた方がいいですね。

看板借りてて、さらに販促施策も本部がお金出してやってくれてるのに、本部の監視って何?

やる事やらないから、本部の目が気になるのでは?

 

ここぞとばかりにいろんな不満を吐いてますが。そもそも原因は”オーナー本人”にある内容が多数。

 

結局、考えが勤め人から抜け切れてないんですね。