怒る


“怒る”事は悪、のような風潮になってます。

これは正しいのでしょうか?

私は、クルーには怒りませんが、社員には怒ります

何が違うのか?

期待をしてるかどうか。成長させようと思っているのかどうか。

ここが違うのです。

もちろん、クルーさんも重要な戦力ですので、期待はしています。

が、クルーはあくまでも非正規雇用。

いつ居なくなるか分からない、流動的な労働力です。

その人達に社長が起こってまで指導する必要はないのです。

その仕事は店の管理者である店長の仕事です。

 

それではどういう時に怒るのか。

指導されたことを全くせずに、同じ失敗を繰り返した場合です。

弊社であった事例を挙げると、

作業指示を出しても、絶対に抜け漏れを起こし社員が居ました。

最初は怒らずに、メモを取る習慣を指導しました。

が、それでもその社員の抜け漏れは治らず。

聞き取りをすると、最初の指導のメモ取りを一切していないのが判明。

ミスしたことに対し、何の対策も取らず(指導にも従わず)、

同じミスをずっと続けていたのです。

この時に“指導を無視し、改善を講じなかった”事について怒りました。

ここで厳しく指導(怒る)しなければ、この社員は今後も同じことを繰り返す可能性が高かったからです。

ここで怒らないという選択肢もあります。

他の社員にこの仕事をやらせ、該当社員を仕事から外せばいいのです。

でもこれって

社員の成長を諦め、切り捨てた事になります。

それが正しいのでしょうか?

 

“叱らない(怒らない)上司は冷酷な上司”と言う話があります。

真理だと思いますね。

 

私はこれからも社員に対し、怒り続けるつもりです。

全員の社員が成長し、成功して欲しいですからね。