2021/01/06
コロナの影響
2度目の緊急事態宣言により、飲食店の時短が始まります。
前回の宣言時も、お客様の夕夜間の動きが著しく鈍ったため、販売高前年比が大変なことになりました。
特に、行楽立地は壊滅的な前年比となり、その後も戻りきってない状況です。
緊急事態宣言や時短ばかりが取りざたされていますが、実はテレワークの普及の方が影響大きかったりします。
テレワークの影響
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210105/k10012798721000.html
西村大臣が会見で語った7割目標。
こんなもんが実現したら、オフィス立地は何ともならない事態になります。
商圏人口、特に労働者人口が減ると、朝・昼食需要や間食需要が激減します。
また、その企業への訪問数も当然減るため、機会損失は計り知れません。
簡単に考える人は
「その分住宅立地が儲かるからトントンでは。」
と言われるのですが、実際は
〇オフィス立地 マイナス数十%
〇駅立地 マイナス数十%
〇ロードサイド立地 マイナス十数%
〇住宅立地 プラス数%
と、マイナスの方が大きく目立ちます。
なぜマイナスが大きいのか?
出社しない、ってのが大きいです。
・通勤途中で朝ご飯
・仕事前にコーヒー
・お昼ご飯
・仕事の気晴らしに間食
・仕事中の飲み物
・外出の際の間食、待ち合わせまでの時間つぶし
・帰宅時の寄り道 etc.
ちょっと考えただけでも、これだけの機会を失っているのです。
自宅でもご飯は食べる。との反論もありますが、自宅から出る必要が無くなると、人って外出頻度が激減するんですよね。
テレワークも勤務時間なのですから、そんなに自由に外出もできません。
となると、商圏人口増えたとしても、それが消費に繋がりません。
自宅から出て、初めて機会が生まれるのです。
まあ、だからこそUberとかが業績伸ばしているんですけどね。
コロナが治まって、皆が安心して表に出てこられるようになるまでは、この業界は厳しいですね。