2022/11/04
社内MTしてて思うのですが、社員の優劣って「ゴール設定の有無」に現れてるように感じます。
小売業の普遍的なゴールは「利益を出す。」です。
ここを理解してない社員は、やってる事の意味を理解してないので、何も考えないし何も学ばない。
利益を出す。がゴールだとすると、その為の手段は
•トップラインを上げる→客数、単価、買上点数 etc.
トップラインが上がらないならどうするか?
•利益率を上げる→荒利率の良い商品を売り込む。メーカー補填商品を売り込む。
それも無理なら?
•経費の見直し→人件費削減。廃棄の見直し。固定費の見直し。etc.
こうやって、ゴールさへ決めておけば方法を論ずる事が出来ますし、今やってる事が何の為かが理解できます。
それを繰り返す事で、経営するのに必要な知識を増やしていけます。
これが小売業で身につけられるスキルとなります。
「小売業は何のスキルも身につかない。」
と、仕事も出来ない人材が転職理由に上げてますが、それはその人が作業しかしてないからなんですね。
簡単に言えば、言われた事をただこなしてるだけで、アルバイト同じ事してるんですね。
そりゃ成長しませんよ。
考え方の正解はないのですが、私はいつも逆算法で考えてます。
まずゴールを決めて、そのためにどうするかを考えていく。
そうすると、予算も客観的な数字でますから、主観が入り込まないんですよね。
主観が入ると絶対に公正な判断できません。
なので、客観視できる逆算法が私には合っているのです。
仕事で悩んでる人は、まずゴール設定してみてください。
そうすると「何故こんな事を」の不満が解消し、仕事への取り組み姿勢が変わるかもしれませんよ。