2019/08/12
春にSEがやらかし、社会問題にまで発展したコンビニ業界。
週刊ダイヤモンドには
「コンビニ地獄」
と言う、パワーワードが表紙に踊りました。
内容としては、コンビニオーナーが如何につらく、如何に本部に搾取されてるか、の恨み節が
ザクザク載ってます。
ほとぼりも冷めた頃なので、少し意見を。
まず、深夜営業を停止した場合の利益の推移のついて書いてあるところ
SEの例は日販が頭一つとびぬけていたので、FMとLWの比較で。
見づらいですが、日販と店利益を見比べてください。
・FMは日販54万円で店利益32万円
・LWは日販50万円で店利益72万円
この状況で、もしFMのオーナーさんが「利益が満足に出ない。」と言ったらどう思います?
私なら、FMオーナーさんの経営努力不足と判断下しますね。
日販低いLWの方が粗(荒)利が高い点から、FMは値入に対する意識の低さが見えます。
また、人件費見ても、平均日販4万円の差なのに、従業員給与でFMは23万円多く計上しています。
これ、人件費を適正化し、値入を考えた売場作りしたら、店利益は余裕で倍はいけるのでは?
こんな放漫経営してて深夜営業もクソもないでしょ。
まずは自店の経営を努力しましょうよ。
また、「セールのときの発注量や売場の販促物の展開を本部がチェックする。これは本部の監視だ。」
と訴えているのですが、セール原資は本部が出しているのだから、その効果を最大化するためにも、執行度
をチェック、管理するのは当たり前です。
こんな事を本当に思ってるオーナーさんがいるのなら、その人はFCを抜けた方がいいですね。
看板借りてて、さらに販促施策も本部がお金出してやってくれてるのに、本部の監視って何?
やる事やらないから、本部の目が気になるのでは?
ここぞとばかりにいろんな不満を吐いてますが。そもそも原因は”オーナー本人”にある内容が多数。
結局、考えが勤め人から抜け切れてないんですね。