2020/04/12
緊急事態宣言が出され、いよいよ生活にも大きな影響が出ているコロナウィルス。
助成金を巡って様々な意見が出されてます。
大きな議論となっているのは
全世帯への一律現金給付
私個人の意見としましては、これは必要ないと思ってます。
私の家庭はこのコロナ禍で経済的な損失を被ってないからです。
私自身は役員報酬ですし、会社自体もある程度の売上減は被ってますが、経費の削減で賄える程度の被害でしかありません。
妻も時短勤務や在宅ワークとなってますが、こちらも賃金削減とはなっていません。
なので、もらう必要がないのです。
こういう家庭にまで、果たして給付する必要があるのでしょうか？
「もらった後で確定申告で返せばいい。」
という意見もありますが、確定申告などよりようによっては経費で相殺できてしまいます。
一番必要なのは
雇用と給与の保証
ではないでしょうか？
休業になっても、企業は社員に基本給を保証。
非正規にも一定額を支払い、解雇をしない。
そして、その支払った給与を国が保証する。
こうすれば、皆の収入への影響が最小限に抑えられ、企業も雇用を守ることができるので、労使ともに助かると思うのですが。
それと共に
この非正規労働者の正規化を推進することが必要となります。
非正規のリスクってのは、このコロナ禍で一気に顕在化したわけですから、現状非正規の人達も正規の道を望む率が高くなることでしょう。
現状正規社員のコストが高いために非正規メインとなっている業種も、そのコストを下げてくれれば正規化を進められるのではないでしょうか。
お金を入れるなら、こういう所ではないでしょうか？
一時のお金を与えることが助けになるとは思えません。
ネット上では
「お金くれたら我慢していたものが買える。」
「経済回してやるよ。」
と言った、ふざけた意見が散見されます。
こういう人達にお金を渡しても、完全に死に金です。
マスクにしても、本当に変えなくて困ってる世帯には、繰り返し使えるマスクが支給されることは助かるはず。
早朝から列をなしてる人達を見ると、十分な支援になると思うんですが、何が気に入らないんですかね。
個人的な意見ですが、コロナの助成金は
企業の雇用保持に最優先に使うべき
って思っとります。
弊社はこんな状況でも求人は続けてます。
非正規から正規社員への登用も数名行います。
助成金の申請も社労士さんと協議を重ね、従業員が使えるものはすべて申請しております。
この危機を乗り越えたときに少しでも成長できるように頑張ってます。